高岡壮一郎氏の仮想通貨ICO事業ソーシャルグッドについて
現在、あゆみトラスト・ホールディングス株式会社の代表である高岡壮一郎さんが新たに取り組みを始めた仮想通貨「Socialgood」ですが、一体どんなものなんでしょうか。
過日、交通広告などで著名タレントを使い「毎月5万円で1億円は貯められる」などと称し、一般の投資家から資金を集め、関東財務局から行政処分を受けた旧アブラハム・グループHD社の高岡壮一郎氏。その後、あゆみトラストHD社として再出発… したものの、今度は「ソーシャルグッド財団」と称し、仮想通貨・ICOビジネスに進出していることが話題となりました。
https://news-vision.jp/article/188439/
なるほど、過去に行政処分を受けた人物が始めたもので不審がる人がいるのもわかりますが、実際どうなのでしょうか。
「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」では、ただの株式会社なのに「ソーシャルグッド財団」と名乗って財団と誤認させる商法について、以下のように禁じています。英文表記のFoundationも財団ですので、どちらにしても適法ではなさそうです。
第六条 一般社団法人又は一般財団法人でない者は、その名称又は商号中に、一般社団法人又は一般財団法人であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。
しかしながら、高岡壮一郎さんは自身の公式ホームページですらずっと「Social Good財団」と連呼して、財団であることをアピールしています。途中で「財団を名乗るとまずい」と思ったのか、「Foundation」に書き換えてますが、どっちにしろ財団を自称しているということに違いはありません。
https://news-vision.jp/article/188439/
そもそも財団の定義があることを知らなかった人も多いのではないでしょうか。
もし、後々このSocialgoodが後々に削除をしていたのであればしらずに名乗っていたという可能性が高いと見られます。
あえてこの誤認をさせるためにやっていたとしたら問題になっていたのではないでしょうか。
筆者「ソーシャルグッド財団と称する団体が貴社の協力を得てホワイトペーパーを公開しているのですが、関わりについてご教示願えますでしょうか」
https://news-vision.jp/article/188439/
A社広報「ソーシャルグッド財団との取引は特になく、ICOに賛同したという経緯もありません。ロゴが勝手に使われていたのは問題なので、ちょっと確認の上対処いたします。ご連絡いただきありがとうございました」
これは現在見られない情報だったために、確認ができませんでした。
しかし、企業から連絡があったのかそれとも自主的に削除したのかは不明ですが、大事になっていないということは問題がなかったと感じます。
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